「持続型炭素循環システム」

炭素は主に二酸化炭素、炭酸塩、有機物の形態をとりながら大気圏、海洋圏、地圏を循環していますが、近年の人間活動は炭化水素の開発を通じて年間約35億トン(炭素換算)の二酸化炭素を大気圏に過剰排出し、自然の炭素循環を大きく乱しています。

環境保全の観点からは「CO2を産生源である地圏に封じ、従前の形態である炭化水素に変換する」ことが自然調和的行為です。地圏に封じる技術としては、二酸化炭素回収貯留(CCS)の研究が進められています。これを一歩押し進めたものが持続型炭素循環システムです。変換された炭化水素は再びエネルギー源として利用でき、エネルギー枯渇問題への一つの解を与えることにもつながります。

すなわち、炭素循環に持続性を持たせることによって、環境とエネルギーに相補的なシステムを構築することができるのです。そのための要素技術として、CCSの最適化と遠隔モニタリング、バイオ技術を用いたCO2のメタン変換、エネルギー資源開発の効率化などを研究しています。
  ■要素テーマ
CCS:二酸化炭素地中貯留・炭層固定 「二酸化炭素の変換」
  • 調和的炭素循環における炭素変換速度モデル
  • 微生物による炭素変換の加速化
  • ナチュラルアナログによる炭素変換の影響評価
「貯留層内流体流動のモデリング」
  ■プロジェクト
CCS
  • 地中貯留
  • 炭層固定
「EOR/IOR
English    ホームへ戻る back to lab.